1. ホーム
  2. お役立ちコラム
  3. 現場管理
  4. ガントチャートをエクセル(Excel)で作成|メリットや方法を解説
ガントチャート エクセル

ガントチャートをエクセル(Excel)で作成|メリットや方法を解説

公開日:
更新日:
現場管理
ガントチャート工程表 工程管理 工程表

ガントチャートは、プロジェクトの全体像を効率よく管理できるツールを指します。エクセルの業務において、ガントチャートの作成を依頼されることもあるため、覚えておいて損はありません。この記事では、ガントチャートのメリットや活用方法、注意点などを解説します。ガントチャートを活用する人は、ぜひ参考にしてください。

表計算ソフトによる工程表の作成・修正に時間がかかる、最新の工程表が共有されず社内の案件進捗状況がわからない、などを解決する「ANDPAD工程表機能」について下記で詳しくご紹介しています。

関連記事:工程表アプリならANDPAD(アンドパッド)|工程表作成・修正を誰でも簡単に、リアルタイムな情報共有・把握も可能

 

工程表作成の効率化【ANDPAD活用方法】

工程表の作成・情報共有でお悩みの方向けに、「工程表」にフォーカスした業務効率化につながるANDPAD活用方法をご紹介しています。

資料をメールで受け取る

ガントチャートとは

ガントチャートとは

ガントチャート(Gantt Chart)は、アメリカ人のヘンリー・ガントによって考案され、名付けられました。縦軸には、開始日、終了日、タスク内容、担当者などを、横軸には期間を記します。ガントチャートを使用すると、プロジェクトの全体像を可視化でき、進捗状況を一目で把握できるため、効率のよいプロジェクト管理が可能です。

スケジュールに遅れが生じた際にも対応できることから、プロジェクトにおいては欠かせないツールです。有料のツールもありますが、エクセル(Excel)やGoogleスプレッドシートで簡単に作成できます。

関連記事:スプレッドシートを用いた工程表の作り方とは|作成方法や注意点について解説

ガントチャートを作成する目的

ガントチャートを作成する目的は、タスクやプロジェクトを一元管理するためです。たとえば、タスクごとの進捗状況を整えると、複雑なプロジェクトの簡素化につながるでしょう。

プロジェクトのメンバー同士で進捗状況の確認ができ、相互のフォローなどにも期待できます。タスクやプロジェクトを可視化することで、実際に対応可能なスケジュールか否かの判断に役立ちます。

ガントチャートの縦軸と横軸

ガントチャートは、縦軸と横軸で成り立っています。縦軸には、工程、担当者、開始日などの情報を記し、横軸には、ときの流れを示します。たとえば、24時間、1週間、半年など。短期と長期は問いません。

工程は、業種や職種、企業によって異なりますが、基本的には、上から下へ手順に沿って記します。細かく記載するほど、ガントチャートの管理機能が効果的です。

ガントチャートとWBSの違い

WBS(Work Breakdown Structure)とは、タスクを関連項目ごとにツリー構造にした表のことを指します。ガントチャートは、WBSで整理したタスクを基に管理するツールです。WBSは、俯瞰して漏れがないように整理することが目的であり、ガントチャートの目的とは異なります。

ANDPAD概要資料 3点セット

ANDPAD(アンドパッド)は、現場の効率化から経営改善まで一元管理するシェアNo1のクラウド型建設プロジェクト管理サービスです。ANDPADの「サービス概要」「導入メリット・導入事例」「サポート体制」がわかる資料3点セットをご用意しています。

資料をメールで受け取る

ガントチャートをエクセル(Excel)で作成するメリット

ガントチャート工程表

プロジェクト管理の担当者にとって、スケジュールを管理しメンバー全員に周知するためには、ガントチャートは欠かせません。ガントチャートをエクセルで作成するメリットについて、解説します。

タスクの詳細を見える化できる

粗雑な管理ではプロジェクトを進行するうえで、プロジェクトに関わるメンバーに、負担をかけてしまいます。作業の都度、ガントチャートを確認することで、「完了予定」や「進行中」のタスクがわかります。現在行われている作業が、プロジェクト全体のどの位置に該当するのかを、明確に把握する役割があるといえるでしょう。また、マイルストーンを設定するでより正確に進捗状況を把握することができます。

関連記事:【建設業】工程表にマイルストーンを設定する手順やメリット、注意点を解説

情報共有できる

ガントチャートを活用すれば、プロジェクトの全体像や進捗状況を、メンバー全員に伝えられます。プロジェクトには、さまざまな企業や人が関わるため、リアルタイムでの共有が必要です。ガントチャートは、進捗を修正したりリソースを調整したり、情報の把握ができます。常に新しい情報をガントチャートで一括管理できるため、便利です。

作成が簡単にできる

ガントチャートは、エクセル初心者でも簡単に作成が可能です。色の指定や修正などが、簡単にできることがメリットといえるでしょう。作業実績をデータ化し日報としても活用したり、工数を削除したり、操作はわかりやすく単純です。

工程表作成の効率化【ANDPAD活用方法】

工程表の作成・情報共有でお悩みの方向けに、「工程表」にフォーカスした業務効率化につながるANDPAD活用方法をご紹介しています。

資料をメールで受け取る

ガントチャートをエクセル(Excel)で作成する方法

ガントチャートをエクセル(Excel)で作成する方法

ガントチャートの作成を検討している場合は、エクセルで作成することがおすすめです。プロジェクトで役に立つ、ガントチャートの作成方法を解説します。

関連記事:工程表はエクセルで作れる?作成できる工程表の種類や作成方法などを徹底解説!

工程表作成の効率化【ANDPAD活用方法】

工程表の作成・情報共有でお悩みの方向けに、「工程表」にフォーカスした業務効率化につながるANDPAD活用方法をご紹介しています。

資料をメールで受け取る

環境を整える

ガントチャート作成は、以下3つの環境を整えることが必要です。

  • パソコン

  • Microsoft アカウント

  • エクセル ソフト

これらを入手することから始めましょう。

下書きをする

プロジェクトを充分に管理するために、以下の情報を洗い出します。

  • 工程

  • 手順

  • 担当者

  • 納期

記載漏れがないようにガントチャートを下書きし、情報が確定した段階でエクセルでの作業を開始します。

エクセル(Excel)で作成する

ガントチャートの土台が完成したら、エクセルに入力します。縦軸に、工程、担当者、開始日などの情報を、横軸にカレンダーを作成してください。ガントチャート担当者は、プロジェクトチームに合うガントチャートを作成することが求められます。以下にて、エクセルでガントチャート作成を完成させる方法を解説します。

セルを塗りつぶす

セルを塗りつぶす

セルの塗りつぶしは、比較的手軽にできる操作です。チャート作成は、該当セルを範囲選択し、「ホーム」タブの「塗りつぶし色」から色を選択します。

図形描写

図形描写

手動で矢印や線などの図形を作成します。バーを描く時間と手間はかかりますが、計画の修正対応が簡単です。「挿入」タブの図形より選択することで、作成ができます。

条件付き書式

条件付き書式

条件付き書式を作成しておくことで、日付変更作業のみでチャートが描けます。色分けの知識は必要ですが、プロジェクトの規模が大きいほど作成のしがいがあるでしょう。「ホーム」の「条件付き書式」から「新しいルール」をクリックします。「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、数式を入力後、「書式」をクリックするとチャートが描けます。

関数

関数

数式を使用しバーを描く方法です。日付を指定するだけでバーを描けますが、見た目がわかりにくく、カスタマイズするためには関数を駆使し調整する必要があります。関数は、バーの修正が楽にできる反面、計算式をつくる必要がありエクセルの習熟が求められます。

ガントチャートのテンプレートを活用する方法

はじめからガントチャートを作成することが難しい人は、テンプレートの活用がおすすめです。無料から有料のものまで、さまざまな種類があり、手を加えるだけで、プロジェクトで必要なガントチャートの作成が可能です。以下にて、ガントチャートのテンプレートを紹介します。

※関連記事:工程表テンプレートのおすすめ5選

シンプルガントチャート

シンプルガントチャートは、スケジュールや進捗状況の作成に向いています。フェーズとタスクごとに分類し、担当者、開始日、終了日などの記録ができます。100%カスタマイズできるテンプレートのため、テキストや画像の変更が簡単です。

参考:シンプル ガント チャート|マイクロソフト

アジャイルガントチャート

アジャイルガントチャートは、プロジェクトの視覚化と管理に役立ちます。リマインダーやカテゴリの色分け表示が可能であり、タスクを効果的に管理できることが特徴です。

参考:アジャイルガントチャート|マイクロソフト

ガントプロジェクト計画シート

ガントプロジェクト計画シートは、プロジェクトアクティビティを追跡し同期することが可能です。長年使用されているガントチャートに基づき、視覚的表現を駆使し、プロジェクトにおける時間と経過の管理方法を示せます。多様なプロジェクトに対応が可能です。

参考:ガントプロジェクト計画シート|マイクロソフト

ANDPAD概要資料 3点セット

ANDPAD(アンドパッド)は、現場の効率化から経営改善まで一元管理するシェアNo1のクラウド型建設プロジェクト管理サービスです。ANDPADの「サービス概要」「導入メリット・導入事例」「サポート体制」がわかる資料3点セットをご用意しています。

資料をメールで受け取る

ガントチャートをエクセル(Excel)で作成するときの注意点

ガントチャートをエクセル(Excel)で作成するときの注意点

ガントチャートを作成するためには、気をつけるべきことがあります。ガントチャートをエクセルで運用する際の、注意点を解説します。

マンガでわかるANDPAD

労働時間の削減、生産性向上に役立つANDPAD。シェアNo1のクラウド型建設プロジェクトサービスをマンガでわかりやすくご紹介します。

資料をメールで受け取る

ファイルを慎重に取り扱う

誤操作で関数や条件書式が消えてしまう可能性があります。セル同士が参照しているため、日数が正確に計算されないケースがあります。ファイルの取り扱いには注意しましょう。定期的なバックアップやシート保護、管理者権限などの対策が重要です。

詳細を定期的に確認する

リソースを再分配するためにも、定期的な見直しが必要です。プロジェクトの進行中は、計画の変更や修正が、細かく更新されるケースもあります。ガントチャートを作成したものの、修正が追いつかなければ意味がありません。担当者は、ガントチャートが正確に進行しているのかを定期的に確認し、その都度対策が必要です。

まとめ

プロジェクト管理を効率化するためには、進捗状況を可視化できるガントチャートが便利です。正確な運用の開始により、これまで見えなかった状況の把握が容易になるでしょう。担当者だけではなく、メンバー全員がガントチャートの意義や、作成スキルを身につけることが重要です。

クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD(アンドパッド)」には、工程表機能があります。エクセル(Excel)での工程表作成・修正にはどうしても時間がかかってしまいます。また、関係者に最新の工程表を共有する際には、紙やFAXを使うことが多いのではないでしょうか。

ANDPAD(アンドパッド)の工程表機能を活用すれば、テンプレート機能で誰でも簡単に工程表を作成できたり、現場からスマホひとつで修正することができます。また、修正した工程表はリアルタイムに関係者に通知され、最新の工程表をもとに作業を進めることが可能となります。

ANDPAD(アンドパッド)は、業種に問わず数多くの企業やユーザーが利用されています。年間数千を超える導入説明会を実施し、手厚いサポートも特徴です。工程表作成、工程管理に課題を感じている方は、ぜひ以下の資料請求またはお問い合わせください。

ANDPAD概要資料 3点セット

ANDPAD(アンドパッド)は、現場の効率化から経営改善まで一元管理するシェアNo1のクラウド型建設プロジェクト管理サービスです。ANDPADの「サービス概要」「導入メリット・導入事例」「サポート体制」がわかる資料3点セットをご用意しています。

資料をメールで受け取る

【監修】ANDPAD(アンドパッド)

現場の効率化から経営改善まで、建設業界のDX化をワンプラットフォームで実現・サポートするANDPAD(アンドパッド)です。現場管理、経営、法令対応など、建設業界にまつわる様々なお役立ち情報を提供します。

製品に関するお問い合わせはこちら
フォームからお問い合わせ

この記事をシェア
Facebook X hatena LINE

カテゴリーから探す

タグから探す

2024年問題 36協定 4号建築物 4号特例 AI ANDPAD BIM CIM DX ERP ICT IoT IT KY活動 QC工程表 SaaS インボイス ウェアラブルカメラ ガントチャート工程表 クラウド グリーンファイル クリティカルパス ネットワーク工程表 バーチャート工程表 ヒヤリハット マイルストーン メガテスター リスクアセスメント リフォーム 一般管理費 不動産 予材管理 人工 人手不足 仕訳 作業員名簿 作業手順書 作業日報 個別原価計算 働き方改革 共通仮設費 再下請負通知書 出勤簿 出面管理 出面表 利益率 前受金 労務費 勤怠管理 印紙 危険予知活動 原価管理 収入印紙 受発注 図面拾い出し 図面管理 基礎工事 安全パトロール 安全書類 安全管理 安全衛生管理 完成工事高 実行予算 工事写真 工事写真台帳 工事原価 工事台帳 工事報告書 工事安全衛生計画書 工事請負契約書 工事黒板 工務店 工期 工程管理 工程表 建築基準法 建設業会計 建設業法 建設費高騰 新築 施主検査 施工体制台帳 施工体系図 施工図 施工管理 施工要領書 施工計画書 明細書 歩掛 残業上限規制 法定福利費 注文書 注文請書 熱中症 現地調査 現場管理費 直接工事費 省エネ基準 省エネ基準適合住宅 省エネ基準適合義務化 積算 立替金 納品書 絶縁抵抗測定 絶縁抵抗計 補助金 見積書 請求書 請求管理 遠隔臨場 配筋検査 間接工事費 集客 電子帳簿保存法 電子黒板 風速計 風量測定

お客様のお悩み・課題に合わせた
活用方法をご提案いたします。

専門のスタッフが課題に合わせて対応いたします。
まずはお問い合わせください。

TEL.03-6831-4551

月〜金 10:00~19:00(祝日・年末年始は除く)