協力業者会の発足やANDPAD導入によって、現場品質を向上
お客様、地域の方々、協力会社、林業者など、「人とのつながり」を大切にする同社。2008年には、協力会社との関係性構築と全社のレベルアップのために、協力業者会「アイジーワークス」を発足。毎月開催する研修会や勉強会では、技術向上のための情報交換や環境美化につながるマナー講習などを実施し、互いに学びを深めている。また、2018年2月には、さらなる現場品質向上を目指してANDPADを導入。デジタルツールに馴染みのない職人が多く、最初は苦戦を強いられたが、勉強会で運用への思いや利用方法を根気強く伝え、徐々に利用を浸透させていった。
「エモ」をテーマに、お客様に感動体験を提供
顧客満足度の向上に尽力する同社は、2021年のテーマに「エモ=emotional」を掲げ、お客様に感動体験を提供する取り組みをスタート。「EMOTOP(エモトープ)=emotion(感情)+biotope(生息空間))」と名付けたモデルハウスでは、性能や理論値の説明ではなく、家の心地良さを肌で感じてもらうことを大切にしている。
さらに同社は、ANDPADのオプション機能である「施主報告」を活用した「エモレポ(エモーショナルレポート)」を開始。現場監督からのレポートによって、契約・着工後のお客様にも家づくり体験の感動を長く味わってもらいたいとの考えからだ。最終的には、引き渡し後の紹介率・紹介数アップと、現場監督の評価向上を目標としている。
「お施主様の夢を膨らませる営業・設計とは違い、家を具現化していく現場監督は、できないことも伝えなければならない役割を担います。現場監督とお客様が十分にコミュニケーションが取れる関係性を構築し、評価向上につなげたいと考えました。」(芥川氏)
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