ANDPADの運用浸透のための推進会を発足
ANDPAD導入前は、営業、現場管理、サポートと、業務によって別々のシステムやツールを利用していた同社。発注もFAX、メール、紙とバラバラで、パートナーとの行き違いや対応の遅れが発生していた。その対策として、同社は業務システムをすべてANDPADに移行。しかし、従来のやり方から抜け出せず、ANDPADの運用が定着しなかった。
そこで、オンライン受発注を本格化する2020年8月に、各セクションの実務リーダーを集めて「ANDPAD推進会」を発足。「分散しているシステムや紙の運用をANDPADに統一し、業務効率性、生産性を高め、社内業務や間接業務にかけている時間を減らし、顧客と社員の体験の向上」を目的に、運用徹底に向けて7つの目標を掲げた。
現場目線で地道に対峙し、丁寧にサポート
ANDPAD推進会は、WBSを作成し、担当と期限を決めて一つひとつを着実に遂行。推進会のメンバーが孤立しないよう、各部門とコミュニケーションを取りながら協議を進めた。また、営業担当にはアンケートを実施し、ANDPAD運用に関する要望を吸い上げてアンドパッド担当者とともに解決へと動いた。
「まずは使ってもらうことが第一です。システムが一本化したメリットが感じられるようになったら、次第に不満も上がらなくなりました。」(栗田氏)
パートナーに対しては、説明会を改めて実施し、比較的デジタルに抵抗のないパートナーから試験運用を開始。説明会だけでは不安があるパートナーには、別途説明会を実施したり、ショールームでレクチャーを行ったり、運用イメージが持てるまで伴走した。
「当社にとって、パートナーは社員同様に重要な存在。抵抗感を持つ方もいましたが、ご理解いただけるまで説明を続けたので、実際に運用が始まってからは意外とスムーズに浸透しました。」(小林氏)
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