2級土木施工管理技士は、土木工事の施工管理に必要な知識や技術を証明できる国家資格です。資格を取得することで、主任技術者として活躍できるようになり、キャリアアップや転職にも役立つのが特徴です。
しかし、「合格率はどれくらいなのか」「難易度は高いのか」と疑問をもつ方も一定数います。
本記事では、2級土木施工管理技士の合格率をもとに、難易度や合格基準、必要な勉強時間を解説します。これから2級土木施工管理技士の受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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【最新版】2級土木施工管理技士の合格率
2級土木施工管理技士は、第一次検定と第二次検定の2段階で実施される国家資格です。近年は第一次検定が40〜70%程度、第二次検定が35〜60%程度で推移しています。
ただし、合格率だけで試験の難易度を判断することはできません。試験範囲や出題形式、受験者層によって結果は変動するためです。
ここでは、近年の合格率の推移と試験の特徴を見ていきましょう。
第一次検定の合格率
2級土木施工管理技士の第一次検定の合格率は、40〜70%程度で推移しています。
| 年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2025(令和7)年度 | 14,030 | 7,274 | 51.8% |
| 2024(令和6)年度 | 13,593 | 5,840 | 43.0% |
| 2023(令和5)年度 | 15,526 | 6,664 | 42.9% |
| 2022(令和4)年度 | 16,041 | 10,175 | 63.4% |
| 2021(令和3)年度 | 14,557 | 10,229 | 70.3% |
※前期の合格率
第一次検定では、土木一般や施工管理法、法規などの基礎知識が問われます。出題範囲は広いものの、過去問と類似したテーマが出題される傾向があるため、計画的に学習を進めれば十分に合格を目指せる試験です。
近年は40〜50%台で推移する年が多く、基礎知識の習得と過去問演習が合格のポイントです。
参考:令和7年度 2級 土木・管工事・電気通信工事・造園 施工管理技術検定|「第一次検定(前期)」の合格者の発表について
参考:国土交通省|令和4年度2級技術検定「第一次検定(前期)」合格者の発表
第二次検定の合格率
第二次検定の合格率は35〜60%程度で推移しており、第一次検定よりも難しいと感じる受験者が多い傾向があります。
| 年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2025(令和7)年度 | 21,111 | 11,341 | 53.7% |
| 2024(令和6)年度 | 18,806 | 6,646 | 35.3% |
| 2023(令和5)年度 | 26,178 | 16,464 | 62.9% |
| 2022(令和4)年度 | 32,351 | 12,246 | 37.9% |
| 2021(令和3)年度 | 28,688 | 11,713 | 40.8% |
令和5年度は62.9%と高い合格率でしたが、令和6年度は35.3%まで低下しました。そのため、前年の結果だけに左右されるのではなく、複数年度の過去問を活用しながら幅広く対策することが重要です。
参考:令和7年度2級土木施工管理技術検定「第二次検定」の合格者の発表について
参考:国土交通省|令和4年度 2級土木施工管理技術検定「第一次検定(後期)」及び「第二次検定」合格者の発表
参考:国土交通省|令和3年度 2級土木施工管理技術検定「第一次検定(後期)」及び「第二次検定」合格者の発表
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2級土木施工管理技士の合格基準・合格ライン
2級土木施工管理技士の試験では、第一次検定・第二次検定それぞれに合格基準が設けられています。合格率は年度によって変動しますが、合格を目指す上で重要なのは「何点取れば合格できるのか」を理解することです。
まずは合格ラインを把握し、必要な得点から逆算して学習計画を立てましょう。
第一次検定の合格基準
第一次検定の合格基準は、総得点の60%以上です。
第一次検定では、土木工学や施工管理法、法規など幅広い分野から出題されます。出題範囲が広いため難しく感じることもありますが、満点を取る必要はありません。
全体の6割以上の得点を確保できれば合格となるため、頻出分野を中心に効率よく学習を進めましょう。
また、過去問と類似した内容が出題される傾向もあるため、問題演習を繰り返すことで得点力を高めやすい試験といえます。近年の合格率は40〜70%程度で推移しており、基準点を意識した学習を継続することがポイントです。
第二次検定の合格基準
第二次検定は、60%以上の得点が合格基準とされています。合格率は年度によって変動しますが、合格基準そのものは大きく変わりません。
そのため、まずは6割以上の得点を安定して取れる実力を身につけることが重要です。
記述問題では、部分点の有無や採点基準が公表されていません。したがって、本番では余裕を持って得点できるよう、7割程度を目標に学習を進めると安心です。
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2級土木施工管理技士の難易度は高い?
2級土木施工管理技士は国家資格ですが、極端に難易度が高い資格ではありません。毎年多くの受験者が合格しており、計画的に学習を進めれば独学でも十分に合格を目指せます。
ここでは、合格率や試験内容をもとに、2級土木施工管理技士の難易度について詳しく解説します。
2級土木施工管理技士の難易度についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
別KW「No.57_2級土木施工管理技士 難易度」の内部リンク
合格率から見る難易度
2級土木施工管理技士は、国家資格の中では比較的挑戦しやすい資格といえます。
近年の合格率を見ると、第一次検定は40〜70%程度、第二次検定は35〜60%程度で推移しています。年度によって差はあるものの、受験者の半数前後が合格している年もあり、極端に難易度が高い資格ではありません。
ただし、合格率だけを見て「簡単な試験」と判断するのは避けましょう。試験では土木工学や施工管理、法規など幅広い知識が問われるため、十分な対策が必要です。
とくに未経験者や知識に不安がある方は、学習計画を立てて着実に学習を進めることで合格に近づけます。
第二次検定が難しいといわれる理由
第二次検定が難しいといわれる理由は、知識の暗記だけでは対応しにくい点にあります。
第一次検定は四肢択一式が中心ですが、第二次検定では施工管理に関する実践的な知識や判断力が問われます。問題の意図を理解し、施工管理に関する知識を適切に活用して解答する力が必要です。
また、現場での施工管理を想定した問題も出題されるため、実務経験が浅い場合は難しく感じることがあります。そのため、過去問演習だけでなく、施工管理の考え方や専門用語の意味を理解しながら学習を進めることが重要です。
1級土木施工管理技士との違い
2級土木施工管理技士と1級土木施工管理技士を比較すると、一般的に1級の方が難易度は高いといえます。
1級では出題範囲が広がり、より高度な施工管理知識やマネジメント能力が求められます。また、合格率も2級より低い傾向にあり、求められる知識や実務レベルが高くなる点も特徴です。
さらに、取得後に担える役割にも違いがあります。2級取得者は主任技術者として活躍可能です。一方、1級を取得した場合は監理技術者として配置できる現場の幅が広がり、大規模な工事に携わる機会も増えます。
土木施工管理資格の取得を目指す方は、まず2級で基礎知識や試験対策のノウハウを身につけ、その後1級へステップアップするのがおすすめです。
1級土木施工管理技士の難易度や合格率について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:1級土木施工管理技士の難易度は高い?合格率や勉強時間・勉強法を解説
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2級土木施工管理技士に合格するための勉強時間
2級土木施工管理技士に合格するために必要な勉強時間は、受験者の知識や実務経験によって異なります。十分な対策をせずに合格できる試験ではなく、計画的な学習が欠かせません。
ここでは、一般的な勉強時間の目安を紹介します。
第一次検定に必要な勉強時間の目安
第一次検定の勉強時間は個人差がありますが、一般的には200〜250時間程度が目安です。
第一次検定では、基礎知識の習得と問題演習の両方が必要です。テキストで知識を身につけながら、過去問を繰り返し解いて理解を深めていきましょう。
たとえば、3〜4ヶ月かけて学習する場合は、以下のように勉強時間を確保すると無理なく目標に近づけられます。
- 平日:1〜2時間
- 休日:3〜4時間程度
また、実務経験が豊富な方は比較的学習を進めやすい傾向がありますが、試験特有の出題形式や最新の法改正への対応も必要です。経験の有無にかかわらず、基礎知識を幅広く身につけ、安定して得点できる力を養いましょう。
第二次検定に必要な勉強時間の目安
第二次検定の勉強時間は個人差がありますが、一般的には100〜150時間程度が目安です。
第二次検定では、現場で必要となる施工管理の知識を理解し、問題に応じて適切に活用する力が求められます。そのため、参考書で知識を身につけるだけでなく、過去問を解きながら実践力を養うことが重要です。
効率よく学習を進めるには、頻出テーマや解答のポイントを整理し、どのような考え方で解答すればよいかを理解しておきましょう。また、専門用語や施工管理の基本的な考え方を身につけておくことで、本試験でも落ち着いて対応しやすくなります。
第二次検定は短期間の詰め込み学習だけでは対応しにくいため、第一次検定の学習と並行しながら早めに準備を進めるのがおすすめです。継続して学習を積み重ねることで、合格の可能性を高められます。
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2級土木施工管理技士の合格率を高める勉強法
2級土木施工管理技士に合格するためには、やみくもに勉強するのではなく、出題傾向を踏まえて効率的に学習を進める必要があります。
ここでは、2級土木施工管理技士の合格率を高める勉強法を紹介します。
過去問を繰り返し解く
2級土木施工管理技士の試験対策では、過去問演習が欠かせません。
第一次検定では、過去に出題されたテーマと関連する問題が出題されることも多いため、過去問を活用して知識を定着させることが重要です。
また、問題を解くだけで終わらせずに、間違えた問題の原因も確認しましょう。関連する内容をテキストで復習することで、理解が深まります。
過去数年分の問題を繰り返し解き、知識のインプットとアウトプットを重ねて、着実に得点力を高めましょう。
出題傾向を把握する
効率よく得点を伸ばすためには、出題傾向を把握した上で学習を進めましょう。
2級土木施工管理技士では、施工管理法や法規、安全管理など毎年出題されやすい分野があります。すべての範囲を均等に学習するよりも、頻出分野を重点的に対策した方が効率的です。
また、過去問を分析することで、自分の得意分野や苦手分野も把握できます。得点しやすい分野を確実な得点源にしながら、苦手分野の失点を減らしていきましょう。
第二次検定対策を早めに始める
合格を目指すなら、第一次検定の学習と並行して第二次検定対策も進めておきましょう。
第二次検定は短期間の詰め込み学習だけでは対応しにくく、継続的な準備が求められます。試験直前になって慌てないためにも、早い段階から出題形式や解答のポイントを確認しておきましょう。
また、過去問を活用して頻出テーマや出題傾向を把握しておけば、本番でも落ち着いて問題に対応しやすくなります。余裕を持って学習を進めるために、第一次検定の受験前から第二次検定を意識した準備を始めることをおすすめします。
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2級土木施工管理技士の合格率に関するよくある質問
ここでは、2級土木施工管理技士の合格率に関するよくある質問を紹介します。
独学でも合格できますか?
2級土木施工管理技士は、独学でも十分に合格を目指せる資格です。
第一次検定では基礎知識を問う問題が中心となるため、市販のテキストや問題集を活用しながら学習を進められます。第二次検定については、過去問を分析しながら出題傾向を把握することで対策が可能です。
ただし、試験範囲は広いため、短期間の詰め込み学習ではなく、計画的に学習を進めましょう。働きながら受験する場合は、毎日少しずつでも継続して勉強時間を確保する必要があります。
第一次検定と第二次検定はどちらが難しいですか?
一般的には、第二次検定の方が難しいといわれています。
第一次検定は、基礎知識を問う問題が中心です。過去問演習を重ねることで、得点しやすくなります。一方、第二次検定は第一次検定よりも応用的な内容が出題されるため、多くの受験者が難しいと感じる傾向があります。
そのため、第二次検定を見据えて早い段階から学習を進めることが合格へのポイントです。
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2級土木施工管理技士の資格を活かして働くならビルダーワーク

2級土木施工管理技士の資格を取得できれば、施工管理職として活躍できる現場や企業の選択肢が広がります。転職やキャリアアップを検討している方は、建設業界に特化した転職支援サービス「ビルダーワーク」の活用がおすすめです。
ビルダーワークでは、保有資格や経験、希望条件に合わせて求人を探せます。そのため、資格を活かせる職場を効率よく見つけられます。
また、建設業界に精通したエージェントのサポートを受けながら転職活動を進められる点も魅力です。非公開求人は会員登録後に確認できるため、まずはどのような求人があるのかチェックしてみましょう。
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まとめ
2級土木施工管理技士の合格率は、第一次検定・第二次検定ともに年度によって変動があります。適切な対策を行えば、十分に合格を目指せる資格です。
第二次検定では実践的な知識が求められるため、早い段階から過去問演習や記述対策に取り組むのがポイントです。合格を目指す際は、出題傾向を把握しながら計画的に学習を進めましょう。継続的に学習を積み重ねることで、働きながらでも合格を狙えます。
また、資格取得後は主任技術者として活躍できるようになり、担当できる業務の幅が広がります。キャリアアップや収入向上を目指している方は、資格を活かせる求人が豊富なビルダーワークも活用しながら、自分に合った職場を探してみてください。
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