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リフォーム事業の現場管理業務の効率強化を目指しANDPADを採用

大東建託株式会社 様

従業員規模 1000名以上
利用機能
課題
  • 写真をアナログな方法で管理していたが、案件急増に伴いシステム導入を検討
  • 工程表を紙ベースで運用。変更時には、社員が現場へ行って修正していた
効果
  • 現場からの相談に迅速に対応することで、手戻りを削減へ
  • 工程表をリアルタイムで更新でき、情報伝達がスピードアップ
  • 写真管理・情報共有にかかる手間や、現場訪問回数の削減を目指す

大東建託株式会社様のご紹介

建物賃貸事業の企画立案から建物の設計・施工、運営管理までを一貫して行う「賃貸経営受託システム」を主軸事業とする、大東建託株式会社様。賃貸住宅管理戸数25年連続No.1の実績を誇る、東証一部上場企業である。大東建託様は、土地オーナー様から託された賃貸経営を成功に導くため、高品質かつ耐久性に優れた賃貸建物を提供。居住用賃貸入居率97.8%(2021年3月末現在)という数字に、入居者様からの高い支持が表れている。また、賃貸経営サポートや土地活用・資産承継のコンサルティングにも力を入れ、ブランドメッセージである「生きることは、託すこと。」の実現を目指す。現在では、建設・不動産業で培ったノウハウを活かし、社会課題の解決に向けた新規事業にも次々とチャレンジしている。総合賃貸業を核とした「生活総合支援企業」へと進化を続けている。

大東建託様は、新たな事業のひとつであるリフォーム事業において、ANDPADを導入。今回は、リフォーム事業の立ち上げに携わった、リフォーム事業課 課長 増田 心吾様に、ANDPAD導入の経緯や、今後の期待について伺った。

リフォーム事業の急成長の持続には、効率的な現場管理が急務

住宅供給戸数(マンションを除く)12年連続No.1であり、賃貸住宅完成棟数は年間約6,800棟という実績を持つ大東建託様。新築賃貸住宅の供給が増えるにつれ、大東建託様には、建て替えやリフォームの相談も寄せられるようになったという。

「賃貸経営受託システムが当社のコア事業ですが、アパート・マンションの賃貸事業をご提案する際、リフォームのご相談も寄せられるようになりました。リフォームにも対応できるようになれば、お客様に『また大東建託にお願いしよう』と思っていただける、かつ、コア事業にもシナジーを生むのではないかと考えました。」と増田様は、事業立ち上げの経緯を語る。

実際に、総合建設会社である大東建託様には、一部屋のリフォームから1棟丸ごとの建て替え、外装工事、店舗内装工事、ブロック塀外構工事まで、幅広く対応できる技術力がある。そこで、他社の物件オーナーを中心として法人様にも営業範囲を広げ、リフォーム事業を展開することになったという。

リフォーム事業は、2019年から1年間を試行期間としてスタートしたがこの間に案件は急増。2020年に一気に規模拡大へ舵を切った。現在では、自社の技術を活用して、新たな売上の創出を目指す「技術建築課」を14拠点に置き、全国の7割のエリアをカバーしながら、リフォーム事業を推進。この事業拡大を受けて、増田様は「現場管理の効率化が急務」だと感じたという。

「最初は案件数も少なかったため、デジカメで現場写真を撮影し、社内のファイル共有サーバへ保存するアナログな手法で現場管理の運用をスタートしました。しかし、その間にも契約件数が急増。新築部門と同じレベルで現場管理を行うためには、何らかのシステムを導入しなければと考えました。」

そこで、増田様は部門のメンバ―と一緒に、現場管理ソフトのリサーチを開始。展示会でANDPADと複数社から話を聞き、比較検討を重ねたという。

「ANDPADは以前から知っていましたし、ちょうど話を聞きたいと思ったタイミングでお会いできました。複数の製品と比較しましたが、導入企業数No.1の実績と知名度、価格帯が、導入の決め手になりましたね。現場管理に必要な様々な機能が多く実装されている点と、スマホとタブレットで現場管理ができる利便性の高さも魅力でした。ANDPAD担当者も迅速に動いてくれましたし、提案資料も分かりやすかったです。」

そして増田様は、一気に全国14拠点へのANDPAD導入を提案。この背景には、どんな思いがあったのだろうか。

「まずは1拠点で利用し、効果を実感してから全国へ広げたらどうかという意見も出ました。しかし、案件が急増していることもあり、現場管理を効率化して品質を高めるためには、全国一斉導入しかないと粘り強くご説明し、導入承認を取得することができました。」

 

左)アンドパッド 鈴木 脩平氏、右)大東建託 増田 心吾氏

システム化することにより、品質・顧客満足度向上を目指す

大東建託様の技術建築課では、お客様への提案から現場調査、プランニング、施工管理まで、1人の担当者がトータルに行う。竣工までの幅広い業務の中で、どのようにANDPADを活用していくか、増田様に構想を伺った。

「まずは、施工状況の記録と共有です。協力業者の入退場記録をはじめ現場写真などチャットで状況をリアルタイムに共有できるようにしたいですね。あとは、工程表も活用したいです。今までは、工程表を紙ベースで運用しており、工程変更があった時は、社員が現場へ行き、朱書きで修正を加えていました。ANDPADは、リアルタイムで工程表の更新ができるので、情報伝達も早くなります。ANDPADを見ながらやりとりをすれば、現場からの相談にも迅速に対応できて、手戻りも削減できるでしょう。」

ANDPAD導入の最大の目的は、「現場管理の効率化」と、増田様は意気込む。導入の効果を期待している。

「写真管理や情報共有にかかる手間や、現場への訪問回数を削減するという直接的な効果を、まず期待しています。電話やFAXといったアナログな伝達手法から脱却し、業務のデジタル化も進めていきたいです。その結果、社員の残業時間が減り、間接費用が削減されるといった定量的な効果も期待しています。現場記録をしっかりと残し、質の高い工事を行うことで、お客様からの信用を向上させていきたいですね。」

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