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職人への丁寧なフォローが成功の秘訣。ANDPADの活用により、ほぼ同じ人員で売上60%アップを実現。

株式会社日本財託管理サービス 様

従業員規模 101〜300名
利用機能
課題
  • 案件増加により、各現場の状況把握が困難に。職人さんからの電話に追われて多忙
  • 電話のやりとりでは、お互いに現場の様子を頭で思い浮かべながら話すため、認識の違いが生じていた
効果
  • 情報共有がスムーズになり、ほぼ同じ人数で売上60%アップを実現
  • 完了報告で現場の状況が確認できるため、訪問回数は大幅に減り、移動時間を削減
  • 全業者にチャットで情報共有できることで、職人さんからの電話は3分の1まで減少

株式会社日本財託管理サービス様のご紹介

多くの人の「経済的自由」を実現するために、不動産投資物件の選定・紹介から管理・運営まで一貫したサービスを提供している日本財託グループ様。そのグループの一員である日本財託管理サービス様は、「管理を通じて一生涯のお付き合い」を企業理念に掲げ、入居者募集から建物管理、リノベーションまでトータルに対応している賃貸管理会社である。オーナー様の思いに寄り添い、親身になって賃貸管理を行う姿勢が高い評価を受け、日本財託管理サービス様は、多くのオーナー様からの支持を獲得。2022年1月時点で、マンション管理戸数25,081戸、全体入居率98.19%という高い実績を上げている。
日本財託管理サービス様では、リフォーム案件に幅広く対応しているソリューション事業部 ソリューション課にてANDPADを導入している。今回は、ソリューション課 課長 小室 邦明様と、営業担当 石上 菜々子様に、ANDPAD導入の経緯や現在の活用状況について詳しくお話を伺った。

案件増加により、各現場の進捗状況の把握が困難に

日本財託管理サービス様では、家賃収入を1日分でも多くオーナー様へ届けるために、退去後のクリーニングや設備更新に素早く対応し、早期の入居者確保に努めている。原状回復の内装工事は、協力会社へ依頼するスキームが構築されているが、管理物件の増加に応じて、大幅な間取り変更やリノベーション提案の要望も増加。そこで約4年前、リフォーム業界で経験を積んだ小室様が入社したタイミングで、難易度の高いリフォーム案件も手がけるようになったという。

「営業から引き継いだ案件のオーナー様対応から、職人手配・発注、現場管理を一貫して担当していました。現在では、大手不動産仲介会社と提携し、実需物件のリフォームも受けています。最初は一人ですべてをこなせていたのですが、案件数の増加によって、徐々に進捗状況の把握が難しくなっていきました。関わる社内メンバーも増えたことで、情報の伝達ミスも発生していました。」と、小室様は当時の状況を明かす。
当時の小室様は、ほぼ1日中、職人からの電話対応に追われて多忙を極めていた。そんな状況を見た賃貸管理部門の上司が、ANDPADの導入を勧めたのだという。

「ANDPADのTVCMを見た上司が、私の状況を見かねて導入を勧めてくれました。早速アンドパッド担当者に来てもらって話を聞いたところ、非常に使い勝手が良いと感じたので、すぐに導入を決めました。」と、小室様は導入のきっかけを振り返る。

 

日報機能の活用が、職人の積極的な情報発信につながった

小室様が所属するソリューション課では、リフォーム案件を受注した後、大工・設備・建具などの協力会社へそれぞれ発注する形式を採用している。一緒に働く職人は40名程度。ほとんどが40代〜50代の一人親方だ。小室様はANDPADの導入にあたって一番苦労したのは、「職人にANDPADをインストールしてもらうこと」だったと語る。

「一緒に働いている職人さんはITが苦手で、スマホを持っていても新しいアプリを入れた経験がない人がほとんどでした。最初は私自身が忙しく、ANDPADを活用できていなかったのですが、手が空いたタイミングで職人さんの元を回り、一緒にANDPADをインストールするところから始めました。」と、小室様。

アンドパッド担当者からは、職人を集めて説明会を開催する案も出された。しかし、コロナ禍の状況と、職人がオンライン会議システムを利用することの難しさを考慮して断念。小室様は、現場へ足を運ぶ度にマンツーマンで使い方を指導した。この地道な働きかけが実を結び、徐々に職人の理解も進んだという。

「ANDPADは、ITが苦手な職人さんたちでも使いこなせるくらい操作がしやすいです。導入までは大変でしたが、実際に使い始めてみるとANDPADの便利さが分かりました。ただ、職人さんたちはANDPADで情報は閲覧してくれても、なかなか自らアクションは起こしてくれませんでした。」と、小室様。

その状況をアンドパッド担当者との面談で伝えたところ、「日報機能を活用したらどうか」と勧められ、小室様はすぐに行動を開始。アンドパッド担当者に「日報機能の使い方マニュアル」を作成してもらい、ポスターにして現場に掲示したという。

「自然と目に入る場所に掲示したこともあり、職人さんの意識も変わって、徐々に日報を上げるようになってくれました。この取り組みをきっかけに、チャットも積極的に使ってくれるようになって、一気に利用が進みました。アンドパッド担当者は、何かあればすぐに相談に乗ってくれるので助かっています。」

日報機能の活用が転機になったと語る小室様。では、普段の業務で、どんな機能を便利だと感じているのだろうか。

「以前は、現場に行かないと進捗が分かりませんでしたが、今は完了報告で現場の状況が確認できるので、訪問回数は大幅に減り、移動時間を削減できました。工事に関わる全業者にチャットで情報を共有できるので、それぞれに電話する手間も省けましたし、伝え漏れもなくなっています。職人さんからの電話も3分の1まで減りました。図面や仕様書もANDPADにアップして共有しているので、ペーパーレス化も進んでいます。職人さんからも『状況が分かりやすい』と好評です。」と、小室様は話す。

提携不動産仲介会社からのリフォーム案件に対応している石上様にもお話を伺った。

「ANDPAD導入前は、お互いに現場の様子を頭で思い浮かべながら電話で話していたので、どうしても認識の違いが生まれてしまいました。今は、チャットにアップされた写真で状況が確認できるので、どの職人さんともスムーズに話が進められます。リアルタイムに更新されていく写真をまとめてPDF化し、なかなか現場に来られないお客様へ送付したら、すごく喜んでいただけました。納まりの相談もしっかりできるので、品質向上にもつながっていると感じています。」

ほぼ同じ人員数で売上60%アップを実現、さらなる品質向上を目指す

日本財託管理サービス様のソリューション課は、案件単価の向上により、前年対比売上60%アップという実績を収めている。売上が拡大したと同時に工事量も増えたため、新たに施工管理を1名増員し、小室様は現在課長として全体を統括しているという。

「一番の成果は、情報共有がスムーズになったことです。営業と施工管理の間での認識のズレも防げていますし、職人さん同士がチャットでやりとりしてくれることでトラブルも事前に回避できています。動ける人数は以前とあまり変わっていませんが、それでも現場を納められているのは、ANDPADのおかげです。」と、小室様は語る。

日本財託管理サービス様では、案件増加への対応と品質向上のために、ANDPADのオプション機能である「検査」の導入も検討中だ。

「ANDPADの運用はスタートしたばかりで、まだ活用できていない機能もあります。今後もANDPADを使いこなし、利益率向上を目指していきたいです。」と、小室様は意気込む。
オーナー様が保有する物件の資産価値向上のため、またお客様が快適に暮らせる住まいづくりのために力を尽くす日本財託管理サービス様。今後もANDPADを通じて、業務効率化を目指す取り組みをバックアップしていきたい。

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