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データ管理を効率化し、経営数値・営業プロセスを見える化。新規商談増加、粗利率向上を実現

石井瓦工業株式会社 様

石井瓦工業株式会社様のご紹介

屋根の瓦工事を請け負う会社として、1987年に創業した石井瓦工業株式会社様。現在では、屋根工事・外壁工事をはじめ、太陽光発電・蓄電池設置工事、各種リフォーム工事を幅広く手がける会社へと成長を遂げた。地震や台風など、自然災害が多発する日本において、「長野のお客様の住まいを守り、安心を提供したい」との思いを胸に、新築工事・リフォーム工事の一つひとつに誠実に対応している。

石井瓦工業様は、2021年4月より、新しいリフォームブランド「Asmile(アスマイル」」を立ち上げた。この誕生の背景にも、ANPDADが深く関わっているという。今回は、石井瓦工業様において、工務店や建設会社に向けた法人営業を担当する 営業部 課長 石井力平 様に、ANPDAD導入の経緯や、導入後の変化について詳しくお話を伺った。

業態によってデータ管理の手法が異なり、個人・会社全体の状況が把握できていなかった

長野県千曲市の本社を拠点に、近隣の北信・東信エリアを商圏としている石井瓦工業様。工務店や建設会社からの下請け外装工事と、一般のお客様から外装リフォームを請け負う元請け工事の両方を手がけているのが特徴のひとつである。

石井様は、建材商社に6年間勤務した後、実家である石井瓦工業様に入社。これまでの法人営業経験を活かして新規開拓に注力していたが、業務を進める中で「現場管理の課題にぶつかった」と明かす。

「以前は、工事内容や必要な資材、工程等の情報が、案件を担当する社員の頭の中にしかない状態でした。また、職人との関係性によって案件の優先度が変わってしまうなど、情報や業務が属人化していることに危機感を覚えました。このメンバーであればもっと成果を出せるはずなのに、チームとして機能していないこと、業務の合理化が進んでいないことが、会社の成長を阻む要因になっていると感じました。」

そこで石井様は、施工管理アプリを数社比較した上で、ANPDAD施工管理を導入し、工程の見える化に着手。ただ、石井様は入社当初から、現場管理だけではなく、販売管理システムも刷新したいと考えていたという。

その当時、石井瓦工業様には、売上や原価、案件の進捗等を管理するツールが複数存在していたという。下請け工事では表計算ソフトを使用し、元請け工事ではリフォームのフランチャイズ加盟元が提供する販売管理システムを使用している状態だった。

「ANPDAD施工管理の導入によって、現場管理の業務効率化は進んだものの、営業は従来の表計算ソフトや販売管理システムに加え、ANPDAD施工管理にもデータを入力する手間が増えました。月次のデータ整理やデータの保存先を確認する問い合わせ対応にも時間を取られ、業務時間を圧迫していました。」と、石井様は当時を振り返る。

また、データ管理の手法が業態によって異なることで、事業成績の把握や売上予測の分析もしづらい状況だったという。

「元請け・下請けともにデータ入力は徹底していましたが、入力項目や基準、精度を統一していなかったため、社内での横断的な評価や、データを基にしたアクションプランを立てられないことがネックでした。また、お客様からの引き合いがどのツールにも入力されていないことも問題でした。個々の案件内容から受注確率を予測し、事前に対策を打てる体制を整えたいと考えました。」

分散していた情報をANDPADで一元管理、営業の作業工数を大幅削減

この課題を解決したいと考えていた頃、石井様は、ANPDAD引合粗利管理を知る。「顧客情報や工事情報、数値を一元管理したい」と、石井様はANPDAD引合粗利管理の導入を社内へ提案したが、まず経営陣や社員の理解を得るのに苦慮したという。

「ANPDAD施工管理の導入時も同じでしたが、経営陣にデジタルを利用した業務効率化のメリットを理解してもらうことが、最初の壁だったと思います。今後成果を出すことを前提に承認を得たものの、社員の一部からも『業務負担が増えるのでは』と反発の声が上がりました。社員に対しては、一人ひとりに利用目的や使い方を丁寧に伝え、フォローしていきました。」と、石井様。

協力会社に対しては、ANPDADでの発注をルール化し、3ヶ月での発注フロー切替を目標に設定したが、「思った以上にスムーズに利用が浸透した」と石井様は驚く。オンライン受発注の利用により、職人の精算書作成や印刷の手間もなくなり、協力会社も時間を有効活用できるようになったという。

「全員を集めた安全大会で、ANPDAD引合粗利管理の説明を行いました。高齢の職人さんが率先してスマートフォンに買い替えてくれたり、ANPDADを使いこなして利便性を実感してくれたりと、皆さん協力的に動いてくれました。利用の浸透には、年齢ではなく個々の意欲が大事だと感じました。」

全員がそれぞれの業務に力を注いでいたものの、非効率なデータ管理によって十分に成果に結びついていなかった石井瓦工業様。では、ANPDAD引合粗利管理導入後にどのような変化が生まれたのか、石井様に伺った。

「分散していたデータをANPDADで一元管理するようになり、まず情報を二重入力する手間がなくなりました。誰でもANPDADを開けば情報が分かりますし、見積書も過去のデータを参照して作成できるようになったので、情報の属人化を防げています。見積書からは実行予算や発注書も作成できますし、発注書の確認も関係者全員に一斉通知できるので、回覧の手間も省けました。過去のデータを活用し、営業へ配置転換になった社員の教育にも活用しています。」

また、データ管理・分析の面においても、「以前とは段違い」だと石井様は語る。

「ANPDAD引合粗利管理のダッシュボード機能で、各営業が持つ案件の進捗が一目で分かるので、状況確認に取られていた手間がなくなりました。問い合わせから契約までのプロセスが可視化されたことで、改善のためのアクション指示や、受注・失注の分析もしやすくなっています。また、営業が作成していた入金予定表もANPDADで管理するようになり、キャッシュフローもリアルタイムで把握できるようになりました。元請け・下請けに関わらず、全社で経営上重要な指標を把握し、評価できるようになり、今後の戦略も立てやすくなったと思います。」

新規商談件数3割増加と粗利率2%向上を実現、新ブランドの立ち上げへ

ANPDAD引合粗利管理の導入によって、データ入力・管理に関わる作業工数を大幅に削減した石井瓦工業様。営業が商談や顧客フォローに専念する時間が増えたことで、新規商談件数は、毎月平均60件から80件に増加した。また、施工管理と粗利管理のツールを一元化し、業務効率化を図った結果、粗利率も平均22%から24%へ改善したという。

会社の財産とも言える顧客データ・工事データを蓄積していく体制が整ったことを受けて、2021年4月、石井瓦工業様は、新しいリフォームブランド「Asmile(アスマイル)」をスタートした。また、長野県共同購入事業(グループパワーチョイス)の施工事業者にも選ばれ、「信州の屋根ソーラー認定事業者」として太陽光発電の普及にも取り組みながら、地域社会への貢献を目指すという。最後に、石井様に今後の展望を伺った。

「データが積み上がっていく環境が整ったので、まずは現場でのデータ入力の精度を上げながら分析をしっかりと行って、当社の強みを再認識し、今後の展開に役立てていきたいです。事業戦略を立案する上でも、最終的には会計クラウドソフトとANPDADを連携させたいですね。ANPDADを利用されている他社のノウハウも積極的に吸収していきたいと思います。」

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