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現場との距離が縮まり、社内のチームワークがより強固に

株式会社グンエイ 様
従業員規模 101〜300名
利用機能
課題
  • 遠方の現場には毎日足を運べないため、現場の進捗管理が難しかった
  • 電話のやりとりや、事務所に戻ってからの事務作業に時間を取られていた
  • 黒板写真の撮影は2人がかりでおこない、写真整理にも多くの時間を割いていた
効果
  • 写真管理にかかる時間が半減し、一人当たりの対応物件数も増加
  • ANDPADに必要な工事情報を一元管理。遠方の現場とのやりとりも、写真を見ながらリアルタイムな指示出しが可能に
  • 過去の案件情報をANDPADに蓄積することで、若手へのベテランの技術継承を実現

導入事例について詳しく知りたい方は、お問い合わせください。

株式会社グンエイのご紹介

群馬県太田市に本社を置き、総合設備工事業を展開している株式会社グンエイ様。給排水衛生設備、空調設備、消火設備、電気設備、メンテナンスなど、建築物に欠かせない設備の設計・施工、管理を幅広く手がけている企業である。「人・地球との共生、地域社会との共栄」を企業理念のひとつに掲げる同社は、安心・安全・快適な環境づくりはもちろんのこと、省エネ・省力化といった自然に優しい設備プランの提案にも尽力。設備工事からメンテナンスまでトータルサービスを提供する会社へと進化し、創業より45年以上にわたって信頼と実績を積み重ねている。

今回は、ANDPAD導入のきっかけや導入後の変化について、株式会社グンエイ 取締役 小倉正樹様にインタビューを実施。「専門工事会社でもANDPADは問題なく活用できる」と語る小倉様は、ANDPADに蓄積された情報が、同社が100年企業を目指す上での「財産」になると期待を込める。

レスポンスの早さとサポート体制の手厚さを実感

同社が手がける物件は、公共施設や教育施設、商業施設、宿泊施設、物流施設などと多種多様だ。関東一円を中心に、幅広いエリアをカバーする体制も整えている。この営業エリアの拡大によって遠隔地の工事が増加する中で、小倉様は、現場の業務を効率化し、社員間の情報共有をスムーズにしていく必要性を感じたという。

「遠方の現場には管理者が毎日足を運べないため、現場の進捗状況を確認することが難しくなっていました。現場巡回中にかかってくる電話のやりとりに時間を取られたり、夕方事務所に戻ってからメールで受け取った重たいデータを確認したりと、効率的ではない状態が当たり前になっていました。黒板写真を撮影する際も、一人が黒板を持ち、一人が撮影をしていたので、2人分の時間がとられていましたし、写真整理やとりまとめにも多くの時間を割いていました。職人さんに配布する紙の資料の多さも気になっていましたね。」

「この状況を改善したい」と考えた小倉様は、現場の業務効率化を進めるため、以前から必要だと考えていたシステムの導入を検討。最終的にANDPADの採用を決定したという。

「複数のシステムを比較検討しましたが、決め手になったのは、アンドパッド担当者のレスポンスの早さとサポート体制の手厚さです。実際にこの2点は、導入後すぐに実感することができました。当社からの相談や要望に親身になって応えてくれますし、『明日行きます』『すぐ現場に向かいますね』と対応がとてもスピーディです。また、現場の声をそのまま機能改善に活かしてくれたり、新機能として追加してくれる点も魅力です。今では、ANDPADは当社の一員、現場の一員に感じる存在になっており、社員からの評価も高いです。私たちも『ものづくり』を通じてお客様にサービスを提供する企業ですから、レスポンスの早さは常に意識しています。アンドパッドと私たちの姿勢がマッチしていることも良い相乗効果につながっていると感じています。」

現場とのコミュニケーションがより身近に、より深くなった

現在、同社では、図面や資料などのデータ共有、写真管理をANDPADで行い、情報を一元管理している。特に黒板写真撮影・整理にかかる作業時間に大きな変化が見られたと小倉様は語る。

「写真管理にかかる時間は半減したと言ってもいいほど、効率化が進みましたね。対応件数が多いメンテナンス部門でも写真管理にかけるロスが減り、社員一人が担当できる物件数も増えました。」

また、遠く離れた現場とのコミュニケーションにおいて、ANDPADが果たす役割の大きさを実感しているという。

「距離が離れている現場であっても、写真などで進捗状況をリアルタイムに確認しながら、やりとりができるようになったのは大きいです。やはり現場に出ると「この提案でいいのか」「もっといい方法があるのでは」と迷うことが出てきます。特に経験の浅い担当者であればなおさら不安でしょう。ただ、当社は100件以上の現場が動いていますので、すべての現場を上司が一緒に回るのは不可能です。電話で相談を受けても、状況を見ていないので判断が難しいケースもあります。この現場との間にある距離を縮めてくれたのがANDPADでした。スマートフォンやタブレットでANDPADを開けば、判断に必要な情報が揃っているので、現状を確認した上で上司や先輩、本社スタッフが的確なアドバイスをすることができます。ミスを未然に防ぐこともできますし、お客様にもより良い提案ができます。ANDPADの導入によって、仲間がすぐそばにいる安心感が生まれ、全社での一体感・チームワークも醸成されていると感じています。コミュニケーションがより身近に、より深くなりましたね。」

ANDPADのデータは会社の財産、将来に向けた技術継承のカギになる

また、小倉様は、このANDPADに蓄積していくデータこそ「会社の財産」になっていくと語る。

「今までは個々に案件を管理しており、それぞれの持つノウハウを共有する場がありませんでした。また、現場間の距離もあるため、先輩のもとへ行って相談をしたり、技術を学ばせてもらうといった機会を設けることも難しい状況でした。しかし、ANDPADに全員のデータが集まることで、若手はベテランの仕事の進め方から多くのことを学ぶことができます。先人の技術、個々の知恵がANDPADに蓄積していくことで、5年先・10年先の若手に継承できる財産になっていくことも、ANDPADを利用する魅力だと感じています。」

実際に、同社では若手社員がANDPADを活用し、効率良く業務を進めるシーンが多く見られるようになったという。また、自分自身の仕事がANDPADに蓄積され、次世代に受け継がれていくことを多くの社員が意識し始めていると、小倉様は実感している。

「建設・建築業界は、どうしても古く堅いイメージを持たれがちです。しかし、働き方改革の推進やITの活用によって透明性の高いスマートな業界に変わっていけば、若い人材にも魅力ある業種だと感じてもらえると思います。ANDPADには、ぜひその一翼を担ってほしいです。」

最後に、ANDPADを活用して目指す将来像を伺った。

「ANDPADの運用によって削減できた時間を、私たちの仕事の基本である『ものづくり』に活用していきたいです。お客様により良い提案をし、創意工夫を凝らして現場管理を行うことで満足度を高めていきたいですね。」

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