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ANDPADを駆使して工事の進捗を施主へ毎日報告、安心・安全施工を徹底

TNOコンセプト株式会社 様

従業員規模 21〜50名
利用機能
課題
  • お施主様にも写真をまとめて送っていたが、画像データが重く、送信に時間がかかっていた
効果
  • ANDPADは画像を自動で圧縮してクラウドに保存。軽くて画質の良いデータをお施主様に送れるように
  • ANDPADの「施主報告」機能を活用。お施主様に喜ばれ、新しいお客様の紹介が増加
  • 社内での事務作業がはかどり、現場監督の負担を軽減

TNOコンセプト株式会社のご紹介

沖縄県那覇市を拠点に、戸建住宅やマンション・アパート、商業施設などの外壁塗装工事・防水塗装工事を手がけているTNOコンセプト株式会社様。2006年の創業より、外壁塗装を通じて、沖縄の豊かなまちづくりに貢献することを目標に掲げ、技術・サービス向上に努めている地域密着型の企業である。
TNOコンセプト様は、2011年に新たな外壁塗装ブランド「本気でペイント」をスタート。すべての物件にカラーシミュレーションを導入し、お客様の求める色を実現するデザイン塗装に力を入れている。専任の現場監督によるきめ細かな管理も、地域のお客様から好評だ。

「工事を見える化し、お客様に安心を提供したい」との思いから、TNOコンセプト様は、2019年にANDPADを導入した。今回は、「本気でペイント」ブランドに込めた思いや現在の取り組み、ANDPAD導入後の変化について、営業部 部長 赤嶺様、営業部 課長 宜保様、工事部 課長 川満様にお話を伺った。

 

顧客へのサービス改善を目的に、現場の見える化に取り組む

沖縄本島全域を営業エリアとし、外壁塗装工事を手がけるTNOコンセプト様。沖縄県は、高温多湿が特徴の亜熱帯気候に属する地域である。強い日射しと紫外線、毎年の台風直撃など、自然環境は厳しく、建物のメンテナンスにも、沖縄独自のノウハウが求められるという。

「お客様からよくご相談を受けるのは、暑さ対策です。当社では遮熱塗料を用いて、ご要望にお応えしています。台風後には、雨漏り対策の問い合わせも増えます。インターネットで外壁塗装について調べるお客様は多いですが、情報が溢れていて、取捨選択ができず、お客様も悩まれているように感じています。本土に適した耐候性の高い塗料が、沖縄の気候に合うとは限りません。建物の立地条件や新築時の施工によっても、不具合の出方が異なります。当社では、沖縄の気候・特徴に合った材料を選び、お客様の要望をしっかりとお聞きして、オーダーメイドの施工プランを提案しています。」と川満様は語る。

沖縄の街並み・建物を長く守っていきたいと、TNOコンセプト様が立ち上げたのが、「本気でペイント」ブランドだ。現在、サービス拡大に尽力している「本気でペイント」への思いを、宜保様に伺った。

「『本気でペイント』は、料金や工事内容が分かりにくい外壁塗装の分野において、サービスの透明性や企業の信用性を高めたいと思い、立ち上げたブランドです。特徴は、全物件にカラーシミュレーションを導入している点です。事前に打ち合わせを何回も繰り返すことで、お客様のイメージ通りに仕上がる、ミスのない施工を目指しています。スピード施工、お客様への誠実な対応にもこだわっています。」

ANDPAD導入が決まったきっかけも、「工事を見える化して、お客様の不安を払拭し、信用性を高めるためだった」と、赤嶺様は語る。

「ほとんどのお客様は、日中仕事で外出されており、工事の状況を確認できません。事前にしっかりと説明をし、信頼してお任せていただいてはいますが、やはりお客様は、順調に工事が進んでいるか不安に思われます。その不安を解消し、さらなるサービス向上につなげるため、工事を見える化するシステムを導入したいと考えていました。」

そんな時に、TNOコンセプト様は、展示会でANDPADに出会う。ブースで話を聞いたのち、1ヶ月程度のトライアル期間を経て、導入を決定した。競合製品との比較はせず、スピーディーに導入を進めたという。

「私たちが最も魅力を感じたのは、ANDPADの写真機能でした。当社では、工事状況をお伝えするために、お客様にも写真をまとめてお送りしていますが、画像データが重く、送信に時間がかかることが課題になっていました。その点ANDPADは、撮影画像を自動で圧縮してクラウドに保存してくれると聞いたんです。データ容量が軽く、画質も良い状態でお客様にお送りできれば、報告業務も効率化できると思いました。」

「現場の資料や地図を共有できる点や、現場周辺のコンビニやトイレが一目で分かる地図機能も便利だと感じましたね。」と、宜保様、赤嶺様は語る。

写真管理を徹底し、顧客連絡をルール化、進捗状況を毎日報告

ANDPAD導入にあたって、TNOコンセプト様では、まず案件情報の公開範囲を設定。協力会社には、お客様の個人情報が閲覧できないように設定し、写真管理のルールを決めた上で運用を開始した。

「当社では、お客様ごとの案件情報に、洗浄・足場・下処理・塗装といった工程ごとのフォルダを作成し、撮影画像を保存して管理しています。当社の現場監督をはじめ、協力会社の職長さんにもANDPADのIDを付与し、写真を撮影してもらっています。『色々な角度から見たい』というお客様もいらっしゃるので、多めに撮影をしています。」と川満様。

従来の写真管理からは、どんな変化があったのだろうか。

「以前はスマートフォンのコミュニケーションアプリを通じて、協力会社さんから写真を提出していただいていました。枚数が多く、一度に100枚以上送信されることも珍しくなかったので、データ通信容量の減りも早かったですね。また、その画像をPCにダウンロードしてから整理を行っていたので、手間もかかっていました。今は協力会社さんから、ANDPADに直接アップロードしてもらえるので、楽になりました。」

また、TNOコンセプト様では、「工事の見える化」を目指し、ANDPADの「施主報告」機能を活用。工事初日から作業を行った日は毎日欠かさず、現場の写真とともに、お客様へ状況報告を行っているという。これは、ANDPAD導入後にはじまった新たな取り組みだ。

「以前は、現場でお会いしたときにお話をしたり、一部のお客様に報告書を作成して届ける程度でした。現在は、ANDPADから写真をピックアップして、当日の作業内容と一緒に、お客様へ進捗状況を毎日報告しています。集合住宅の場合は、足場着工後の掲示板設置対応や、駐車場の養生の様子など、細かい部分もすべて報告しています。」

安心で透明性の高い情報提供で信頼度が向上、口コミ客が増加

では、ANDPADを活用した毎日の報告により、お客様の様子や業績に変化はあったのだろうか。

「お客様は喜んでくださっています。工事状況に関する問い合わせが減ったことも大きな変化ですし、新しいお客様のご紹介も増えています。」と赤嶺様は語る。

また、営業・施工・総務の全部署でANDPADを利用することで、社内でのコミュニケーションにも変化が生まれたという。

「着工後は、主に現場監督がお客様とコミュニケーションを取っていますが、現場監督が不在の際には、営業や総務もお客様の問い合わせに答えます。以前は、日々の工事状況が把握できておらず、その場での対応ができませんでした。今では、ANDPADを通じて、工事の進捗や職人とのやりとりをリアルタイムで確認できるので、社員の誰もがスピーディーに対応できるようになっています。社内での情報共有がスムーズになり、お客様にも安心を提供できていると思います。」と、宜保様は語る。

川満様は、ANDPAD導入によって、業務負担の軽減も実感されているという。

「年間300~400件程度を現場監督4名で対応しており、1人10件~15件程度を同時で担当する時期もあります。ANDPADを導入してからは、現場訪問の回数を増やせましたし、社内での事務作業もはかどるようになりました。現場監督の負担軽減にも役立っています。」

お客様のために、より良い外壁塗装を本気で追求している、TNOコンセプト様。新しいものを柔軟に取り入れながら、沖縄の美しい街や建物を守り続けていくために、SDGs推進にも取り組んでいる。TNOコンセプト様が力を注ぐ「本気でペイント」ブランドの発展に、今後も注目していきたい。

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